国王軍と魔王軍が衝突をはじめ、幾年月。王女にして、国王軍第三騎士団“騎士団長”である姫は、魔王軍によって囚われの身となっていた。
監禁された姫を待ち受けていたのは、身悶えるような“拷問”の数々……。
美味しい食事&楽しい遊びを容赦なく突きつけられた姫は、“拷問”に打ち勝ち王国の秘密を守り抜くことができるのか!?
王女にして、国王軍第三騎士団の騎士団長。数々の戦場を生き抜き、多くの武勲をあげてきた。現在は魔王軍に囚われの身となり、“拷問”を受ける日々を送っている。厳しい教育と鍛錬を重ねた誇り高い孤高の騎士に見えるが……⁉
王国に伝わる、意思を持つ聖剣。長年王家に仕え、歴代の名騎士と共に幾千もの戦場を戦い抜いてきたが、現在は魔王軍の手に落ち姫と共に監禁されている。姫の気高さと精神力を信じようとするものの……今やすっかりツッコミ&お目付け役に。
魔王軍の最高位拷問官の地位を持つ、“拷問”の天才。魔王が満足できる情報を得るため、日々“拷問”に勤しんでいる。とりわけ、食欲を掻き立てる料理や美味しそうに食事をする姿で姫を屈服させることが得意。
中級拷問官。いとこの陰鬼との2人組拷問官で、コンビならではの技で姫を痛めつける。快活で明るい性格。反射神経を使ったゲームが得意で、ゲーム中のプレイスタイルはあぐらを組む派。
中級拷問官。いとこの陽鬼との2人組拷問官で、コンビならではの技で姫を痛めつける。控えめでおとなしい性格。戦略を練るゲームが得意で、ゲーム中のプレイスタイルは正座で座る派。
一級戦闘員兼上級拷問官。猛獣を意のままに操る「猛獣使い」で、白熊の赤ちゃんや、ネコちゃんなど愛くるしい動物を使った“拷問”が得意。動物に対して少しマニアックな趣向がある。
四級戦闘員兼初級拷問官。朗らかな笑顔、大きな身体と包容力で相手のすべてを包み込み、魔王軍内でもその慕われ度は“ジャイアント級”だとか。
魔王の一人娘。経験を積むために見習いとして拷問官をしている。父親譲りの三つ目が特徴。純粋無垢な性格をしており、その愛らしさで姫をメロメロにしている。
魔王の王妃で、マオマオちゃんの母。専業主婦。たくさんの優しさと愛情を注ぎながら、マオマオちゃんを育てている。家庭円満で、魔王との関係も良好。たまに実家の本屋を手伝っている。
武器職人兼初級拷問官。聖剣エクスへの“拷問”のために拷問官の資格を取った。武器職人として確かな腕を振るい、エクスを責めまくる。トーチャーとはプライベートで仲が良く、ちゃん付けで呼ばれている。
上級拷問官。魔王軍の中でも最も残忍酷薄といわれる吸血鬼一族の名家・ペシュッツ本家の娘。高貴な身分であるがゆえに強がってしまうこともあるが、実は怖がりで素直な性格の持ち主。
魔王の優秀な側近。戦闘面でも魔王軍第2位の実力を持つと噂されている。もともとは清掃のバイトで魔王軍に入ったが、人手不足で色々と手伝っているうちに魔王の側近になっていた。
長きにわたり王国に所属し、数々の戦績で勲章を授与された“名誉騎士”。引退後は執事として王国に仕え姫を厳しく監視するように任されていたが、お稽古事の帰り道に駄菓子をナイショで買い与えたり、中華レストランに寄り道したりと姫には少し甘い所がある。
全魔族の頂点に立つ、最強無敵な三つ目のモンスター。恐怖のカリスマとして威厳あふれる佇まいを持ちながら、その素顔は一人娘のマオマオちゃんを溺愛する子煩悩な父親。声優やニチアサを追いかけるなど、オタク趣味を持つ一面もある。